家族葬って?
ご遺族様とお葬儀の打ち合わせをさせて頂くとコロナ禍ということもあり多くの方が(イメージでは5割ぐらい)家族葬でお葬儀をしたいとおっしゃいます。家族だけまたは親しいご友人を含めたごく少人数でお葬儀を行うのが家族葬のおおよそのイメージでしょうか。ですがお話をお伺いしているとご近所や知人の方、親族など生前ご縁のあった方は参列して頂いても構わないとおっしゃるご遺族様も多々おられます。家族葬には明確な定義はなく、言葉だけがひとり歩きをしている状態です。
一番はじめに考えなければいけないこと
家族葬でお葬儀をしたいとお思いなら、まず初めに考えておかなければならないこと、それはどなたまでをお葬儀に参列していただくか?ということでしょう。お声がけする範囲を決め、葬儀の規模を限定させることが必要となってきます。はじめにお葬儀にお呼びする範囲をきめられたら後は一般のお葬儀と流れは変わりません。仏式であればお通夜をして翌日に告別式そして火葬というカタチになります。
家族葬のメリット・デメリット
ここで考えておきたいのが家族葬のメリット・デメリットです。葬儀にお呼びする方々を限定することで参列者への気遣いが軽減し故人様とのお別れに専念できるのはメリットといえるでしょう。またご準備しておく返礼品やお食事の用意も少なくなりますので葬儀代金だけをみた場合、安くなる傾向があります。
ですが会葬者が減ることでご香典による収入が減少することから葬儀代金と差し引きした場合、一般のお葬儀をした場合より負担する金額が大きくなることがあります。これはデメリットといえるでしょう。しかし最大のデメリットは葬儀を後で知った方々から「なぜ知らせてくれなかった」とやり場のない怒りを
あびせられたり、故人様を慕い最後に一目顔見てお別れを伝えたいという想いを無視してしまうことだと思います。葬儀後のこともよく考え慎重にお声がけする範囲をきめることが重要といえます。
家族葬のことなら私達にご相談ください
以上のことを念頭に置き、故人様をどのようなカタチで送ってあげたいか、大切な人との別れをどのような時間にしたいか思い描くことが後悔の残らない家族葬を行う秘訣かもしれません。私達ドリーマーではご遺族様のその想いを大切にして傍に寄り添い力になれたらと考えています。