手元供養とは何か?
生活スタイルや価値観の変化に伴い、新しいカタチの供養方法として「手元供養」が注目を集めつつありますので今回ご紹介させて頂きたいと思います。
手元供養とはご遺骨の一部分をペンダントに入れアクセサリーとして身に着けたり小さな装飾された瓶に入れミニ分骨箱としてご自宅に安置して供養するといった、いつでも故人様のお傍にいられると感じる事ができる供養方法が手元供養です。
手元供養の背景
手元供養というものは実は歴史が浅く、少子化や高齢者の一人暮らしの増加などの問題が、社会的な問題として取り上げられ、個人の生き方や個性を大切にする傾向も強まり、宗教的な概念や従来のしきたりなどにとらわれない、新しい供養の方法として登場しました。
手元供養のメリット
何といっても故人様を身近に感じられることではないでしょうか。ペンダントに入れ、肌身離さず持っておられる方は常に守られているという感情をお持ちの方、多いのではないでしょうか。また遠方にお住みでお墓参りが難しい方にも手元供養がお家にあることで気軽にそしておもいたった時に、子供の成長や日々の生活を報告したり、ときには相談したりと心の拠り所にしている方が多数おられるように感じます。
手元供養のデメリット
分骨をする必要があるのでそのことが違法なことに感じたり、縁起の悪い事に感じたり、家族や親族の理解が得られないことではないでしょうか。また、遺骨をパウダー状にする粉骨や樹脂と混ぜて加工する必要があったり、保管場所が悪いとカビが生えてしまったりします。こういった知識や事実を知ってしまうと不快感を持つご遺族もおられることでしょう。ですが一番大切な事は故人様を思う気持ちですから何が正解ということはないはずです。ひとりで勝手に決めてしまうのではなく、よく話し合うことが最重要だと言えます。
最後に
ここまで手元供養について紹介してまいりましたがすべてのご遺骨を手元供養品にして供養される方は少ないように感じています。多くの方はご遺骨の一部を手元供養にして身近においてご供養したい方が大半ではないでしょうか。そうなると残ったご遺骨の埋葬先が必要であり、従来のお墓なのか、永代供養の納骨堂を選択するのか樹木葬や散骨といった埋葬方法なのか考える必要も出てきます。またどのくらいの費用がかかるかなど、疑問点も多く出てくることと思います。私達ドリーマーではそういった疑問を解決するための相談を随時承っておりますし、提携先をご紹介などもさせて頂いておりますのでご利用ください。