皆様は大切な故人様への尊厳についてどうお考えになりますでしょうか?
病院でお亡くなりの場合、看護職の方に処置をしていただき、目的の場所まで搬送されます。
葬儀社が規定通りのドライアイスをあて、次の日は硬直をしている等の理由で(理由を聞いた事もないご遺族もいらっしゃいます。)最期の旅の姿が浴衣やパジャマのままで、足元と手元のみ旅支度を略式で行い、白装束は体にかけるだけでお棺に納められ、ドライアイスをあてる処置のみ。
これは、今までにご納棺に立ち会った方々が、もっとも目にしたことのある一般的な光景かもしれません。
また生前中の病気の症状や安置する日数や状況により、おそらく故人様が望むべき状態で皆様とのお別れができないケースもあります。
しかしながら故人様への適切な手当てにより、本来は大切な儀式としてご身内が最期のお手伝いとしていた、故人様へ白装束や着物をお着せすること、死亡原因を確認したうえで行う手当てと出棺までに施す内容次第では、「その人らしい顔での最期のお別れと旅立ち」のできるケースも多くあります。
どんなに立派な祭壇や花で飾るよりも、主人公である故人様に対しての敬いや尊厳が結果として後に残される家族の大切な想いや絆になるのではないでしょうか。