ご遺族になる立場で亡き人を思う心は、様々であることを日々痛感しております。
長きに渡る看病を終えて、高齢の親御様を見送る方・長きに渡り連れ添ったパートナーを見送る方・若くして亡くなったご家族を見送る方・不慮の事故で亡くしたご家族を見送る方・ご家族の心情は、それぞれに思うところや故人様との接し方によって違いはありますが、気持ちの整理がつかない中でも、ご葬儀に関する打合せを進めていかないといけないのも事実です。
亡くなってからご葬儀までに要する時間は、約3日間。
大事な時間を共にし大切な関係を構築してきたご家族・ご親族であればあるほど、その人を思う気持ちは当然の様に強く約3日間で「葬送」にかかる準備や儀式は終了しても残されたご遺族や関係者様にとっては、まだまだ鮮明に心の中に残る姿が在るはずです。
昨年の8月に初盆を終えたご家族の皆様も暑い中の準備もあり大変であったと思いますが、帰ってくる亡き人を偲び、お墓掃除を行い、提灯を飾り、庭で迎え火を炊き、温かい心で迎え入れをされた方が多くいたことと思います。
中には久々に帰省されたご家族と一緒に亡き人を懐かしみながら食卓を囲む姿もあったのではないでしょうか…。
地域や風習により亡き人を迎え入れお送り姿に違いはあれど、今でも心の中で受継がれる「ご先祖様への感謝の念」。
これは遠方に住むお子様方にも大切に守り育てていただきたきたい、本来のあるべき姿と思います。
普段と変わらぬ日常生活に戻ってもいつかどこかのタイミングで亡き人を思い、時にはご家族で集まり共有していくこと。
そして自分自身が 見送られる立場になる時までに、何を伝え残していけるか…。
私達は亡き人を思うご家族の気持ちを尊重し、その先にも続くご縁を大切にして参りたいと考えております。