弔電(ちょうでん)とは
自分と関係が深い親族や青春時代を共にした友人など大切な人が亡くなってしまった。どうしても参列したいのに様々な理由で参列をすることが難しい。
そのような場合にお通夜や告別式にお悔やみの気持ちを伝える電報のことを、弔電と言います。
スマホなどが普及しメールやSNSといった情報を伝達する手段が発達する中でも、お悔やみを伝える方法として利用されています。
人は人生の節目に大切な人へ手紙を書いたりして言葉にはできない想いを綴ります。それは自分の想いを文字として紙に記し残すことが出来るから。機械では決して伝えることのできない、ぬくもりが表現できるからではないでしょうか。
弔電が今も変わらず使われる理由がここにある気がしています。
弔電の手配
弔電の手配につきましては、お通夜までに弔電を出したい場合は、お通夜の前日までに注文をすることが望ましいです。また告別式に出したいときは、告別式の前日までに注文をすると良いでしょう。
弔電の注文は様々ですが、現在は電話やインターネットで申し込むのが一般的です。弔電を扱っている業者は昔と違い、たくさんあります。
お葬儀を行う葬儀社のホームページから発注できる場合もございますので、ネットやスマホで検索してみるのがよいでしょう。
弔電で使わない方がいいとされる言葉
弔電の内容については、定型文を参考にすることをおすすめいたします。
基本的には自由にご自身のお言葉でお悔やみの文章を作って構わないのですが、「不幸が連続することを連想させるような言葉」や「音が不吉な意味にもとれる言葉」、「直接的な死を表現する言葉」は控えた方がよいと言われています。
また、神道やキリスト教など宗教・宗派によっては不適切とされる表現もあります。
控える言葉の例
不幸が連続することを連想させるもの:
「重ね重ね」「たびたび」「いよいよ」「またまた」「次々」「ますます」「つくづく」「返す返すも」「再三再四」「重々」「再び」「再度」「また」「つづいて」「繰り返す」「重ねる」
音が不吉な意味にもとれるもの:
「九(苦しみに関連する為)」「四(死に関連する為)」
直接的な死を表現するもの:
「死亡」「死ぬ」「生きている」
神道やキリスト教には不適切なもの:
「冥福を祈る」「ご愁傷様」「供養」「成仏」「往来」「冥途」
弔電の金額
弔電の金額は、弔電の文章の長さによって変わります。また弔電の文を閉じるカバーによって異なったり、線香やドライフラワーが一緒に付いていたりと種類は豊富です。
3000円~5000円の金額のものが多い印象です。
さいごに
最後に弔電を送る際に私達葬儀社からのお願いがひとつだけ。
差出人にフリガナをふっていただけますと、大変助かります。お名前の読み方は何通りもありますので、間違って紹介しない為にもご協力いただけますと幸いです。
ドリーマー中村葬祭では、弔電のご用命や弔電へのお返しの品のご用意についてもサポート致しております。いつでもご相談ください。
供花・弔電注文ページ
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