家系図とは?
自分が居て、両親がいて、祖父母がいて、その更に上にもご先祖様がいて、自分はいったい何世代目に当たるのだろう?とふと思ったことはありませんか。
実は自分から10代遡ると、2046人もご先祖様がいます。自分の代から、親、祖父母、子供、孫といった家族、親族の関係性をまとめた図の事を家系図と言います。2046人の人間の内、一人でも欠けていれば、自分は存在しなかったと考えると、自分という存在は奇跡の連続で生まれてきたと思いませんか。我々があたりまえの様に生活をして生きていることは、ご先祖様が血を途絶やさず生き、子孫を繁栄させたからです。
家系図の作り方について
家系図の作り方はまず戸籍を辿って作る方法、文献を探して調べる方法、そしてご親戚やお寺(檀家)に聞く方法とあります。
日本の戸籍法が作られたのが明治4年(1874年)4月になるので、自分のルーツを調べようと思えば江戸時代末期のご先祖様までなら調べる事が出来ます。費用はかかりますが専門の業者に依頼することも出来ます。行政書士に依頼する方法などもございます。
個人で家系図を作ろうとすると、中々大変な作業になってしまいますが、自分のご先祖様を辿り、そして解き明かしていくというものは、大変さと同時にロマンとやりがいを感じる時間になるかもしれません。
感謝の気持ちを伝える
自分という存在がこの世に生まれたのは、間違いなくご先祖様のおかげです。家系図をきっかけに自分のご先祖様に感謝するのはとても良いことです。
ですがもっと身近に感謝を伝えられる人、自分のご両親や祖父母といったご存命の家族に感謝をすることが、一番大切なのではないでしょうか。今生きているから、感謝を言葉で伝えてあげられる。今生きているから、返事が聞こえる。
そして、いつの日か旅立ってしまっても、自分たちが忘れることなく、お葬儀や法事でまた感謝を伝えられれば、それがご先祖様への最高の恩返しになるのではないでしょうか。
家系図をみて先祖を思う
冒頭の2046人という数字をみると、命をつないでくれたご先祖様に神秘的な感情や感謝の気持ちが湧いてきますよね。
このコラムを書いております私は、自分のご先祖様に感謝の気持ちをいつも持っています。私に命を与えてくれただけでなく、価値観や文化も伝えてくれました。ご先祖様の人生は、私の人生の一部だといえるかもしれません。お墓参りに行ったときにお墓を綺麗に掃除してあげたり、仏壇に手を合わせてご飯やお茶を供えたり、今日あった出来事を話したり。
そんな日々の日常の中で出来る事をやり、ご先祖様との繋がりを忘れないことが重要かもしれません。
中村葬祭では、お墓や仏壇など故人様・ご先祖様に関するご相談を、無料でお受けしております。
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