ご葬儀のマナーといっても、言葉遣いや服装、その他にも、さまざまな内容のものが
数多く存在しております。まずは、ご遺族と接する中で、基本的なマナーとして知って
おかなければならない言葉遣いと服装について、いくつかの例を交えて説明をさせていただきます。
ご葬儀の場面では、生死に関係する言葉だけでなく、縁起が悪い言葉や忌み言葉にも注意が必要となります。
言葉遣いのマナーについて
挨拶や弔辞では、意識して重ね言葉や忌み言葉を使わないように心がけましょう。
無意識に発した言葉遣いによって、ご遺族の心証が悪くなったり、場の雰囲気を乱してしまうケースもあります。そこでNGとなる言葉と、その言葉を適切な表現に言い換えた言葉をご紹介します。
■重ね言葉
代表的な重ね言葉の例を6つ挙げると・・
①たびたび・しばしば ②くれぐれも・重々 ③いよいよ・ますます ④もう一度・再び ⑤かえすがえす ⑥再三・何度も
上記の言葉を適切な表現に言い換えると・・
①よく・しげく・いつも ②十分に・よく・どうぞ ③さらに・もっと ④いま一度・改めて ⑤後から振り返りますと ⑥大変多く・頻繁に
■忌み言葉
忌み言葉の例を4つ挙げると・・
① 追って・続いて ②忙しい ③生きていたころ・生存中 ④急死
上記の言葉を適切な表現に言い換えると・・
① 後ほど・同様に ②多様 ③生前・元気だったころ ④突然のこと・急逝
服装のマナーについて
次に、マナーとして最低限押さえておきたい、男性と女性の服装について説明していきます。
■男性の服装
喪服の基本スタイルは、ブラックスーツと黒ネクタイで、光沢のないものがよいとされています。略喪服として、ダークグレーもしくは紺のスーツに黒ネクタイでも参列の立場では、大丈夫とされています。
■女性の服装
喪服の基本スタイルは、黒か紺色のワンピースやアンサンブル、スーツです。
光沢がなく、肌を露出しないことが基本とされています。
略喪服としては、黒か濃紺のワンピースやアンサンブル、スーツ。多少の織り柄は可です。
男女ともに、アクセサリーの着用は結婚指輪以外は避けたほうが無難であるといえます。
靴やバッグに関しては特に注意を払いましょう。黒い靴やバッグで使用されるエナメル素材、革製品は、葬儀の場においてはふさわしくないため、控えるようにしましょう。