
ご葬儀後、新たなお位牌等を承りする機会にお仏壇の中を拝見させていただくことあります。
少数のお位牌から、ご先祖様の数が多く回出位牌=くりだしいはい(没後50年が経過したご先祖様が順番にお入りするとされる専用のお位牌…宗派により年数が異なる場合があります。)までお家により異なりますが、多くの方がお位牌の表面から裏面まで、気にして見たことがなく「これだけの数の先祖さんが居たのか、こんな時代にまで先祖さんが居たのか」とびっくりされる方もいらっしゃいます。
こちらからよくお伝えするのは、こういった機会にご先祖様の存在を正しく認識し、どの様な経緯で今の家系となっているかご家族で情報を共有してみてはということです。
今の私達があるのは、間違いなくそのご先祖様の存在があるからこそです。
忙しい日常から少し心を落ち着かせて、昔のアルバムを取り出してみて懐かしい写真でご先祖様のお話をしてみたり、ご先祖様のお位牌をご覧になってみて今一度感謝の心をもって手を合わせてみてはいかがでしょうか。