団塊世代と呼ばれる方々は過去の価値観に囚われず、いろいろな角度からものを見てそれを感じ取り、ご自身のものとして親の世代とは違う生き方をされている方、もしくはしたいと考える方が多くいるのではない
でしょうか。
ご自身のご葬儀を仮に考えてみたとしても当然、
①宗教色のある内容(ご導師・宮司様・牧師様にお世話になる)
②直葬(所定の場所で安置し、式をせずに火葬場へ行く)
③自由葬(宗教色を問わずご自身のこだわりのある内容で送っていただく)
④0(ゼロ)葬(宗教色なし、火葬のみ、骨壺も不要、お墓も不要)
と、おそらくこれからも様々な内容の葬儀スタイルがとりあげられてくることが考えられます。
ただ、ご葬儀の内容は多様化しても 変わらないのは
「誰もが1人で生きてきた訳ではなく、生まれてから亡くなるまでの間、何を生き甲斐とし 何を伝えて生きたか、その証を家族やお世話になった方へどう残すのか」
写真を残しビデオでご家族やご参列の皆様にお偲びいただく、それも大事な一つの方法であります。
多くの方が着目している家族葬の場合、縁ある大切な方々へどの様に生きてきたかの証を見せそして繋がっていくのか、いかなる自己表現をして心の襷(たすき)をつなげていくのか…。
これは、残されるご家族やご親族が考えることではなく、大切な心の繋がりをどう残すかは、「葬送される方=ご本人」の想いを伝えて残すことが大切だと考えています。