時代による墓参りの変化
お盆に帰省したらまずは家のお仏壇に手を合わせ、落ち着いたら墓参りをしてご先祖様に手を合わせて近況を報告する。
昔は当たり前だった光景でしたが近年は変わりつつあります。理由として挙げられるのが少子化と核家族化。核家族世帯の割合は約57%。そのため実家の近くに建ててあったお墓が遠のいてしまい、墓参りが疎遠になりつつあります。
また、仕事の都合で都市部での生活が余儀なくされ頻繁に帰省するのが難しいというケースも多いと考えられます。高齢になりお墓に足を運ぶこと自体が難しくなるケースも増えてきています。
墓参り代行サービスとは
そこで登場したサービスが墓参り代行サービスです。費用を払えば依頼者の代わりに墓参りに限らず多様な代行サービスを行ってくれます。
主なものは礼拝・お墓の清掃・お供え・修繕です。墓参りが長い間出来ていないと、墓石に苔や汚れなどが付着している事がありますので清掃を代行してくれるのはとてもありがたい事ですね。また壊れている箇所が早期に見つかることで直ぐに対処できますので安心してお任せできるサービスです。
業者によって異なりますが掃除前と掃除後の写真を報告書として送付してくれる場合もあります。費用は掃除のみでおおよそ5千円~2万円が一般的なようです。それに加えて別途サービス料金が加算されます。
プロによる清掃ですので道具や技術も違いますからよりキレイに仕上がると思います。ですが他人にお金で頼むという行為が心情的に納得できないとの声もお聞きします。
墓参り代行サービスの今後
今後、墓参り代行サービスは多様化と地域の拡大が期待されます。例えば墓参り代行だけでなく、墓じまいのサポートや改葬手続きの代行など関連サービスの提供が進んでいます。
さらに、今はデジタル技術が進んでいます。例えば墓参りの様子を生配信するサービスやVR技術を使って遠隔地からでも墓参りが出来るサービスが考えられています。これにより足を運ばなくてもご先祖様を偲ぶことができるようになるかもしれませんね。
自治体での墓参り代行サービス
また墓参り代行サービスをふるさと納税の返礼品として扱っている自治体もあります。
ふるさと納税とは支払っている税金の一部をふるさとなど応援したい自治体に寄付できるシステムです。自分自身で寄付金の使い道を指定でき、地域の特産物などのお礼品を頂ける魅力的な制度ですからご利用の方、多いのではないでしょうか。
ご利用を検討中の方は故郷の自治体でふるさと納税の返礼品として墓参り代行サービスがあるか調べてみてもいいかもしれませんね。
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