後飾り祭壇とは
後飾り祭壇とはお葬式が終わり故人様を火葬した後に、ご自宅で安置する際に使用する祭壇のことです。安置する期間は埋葬の日までの場合や忌明けが一般的で、故人が成仏するまでの期間とも言われております。
現代ではお葬式を葬儀社に任せるのが一般的で、ご遺族様やご近所の方々だけで準備してお葬式を行われることはほとんどございません。そのため、後飾り祭壇も葬儀会社が用意し、設置するケースが多いです。トラブルを避けるためにも、後飾り祭壇が葬儀料金に含まれているのか、お葬式後に別途料金がかかるのかをしっかり確認しておくことをお勧めいたします。
後飾り祭壇を設置する場所
設置する場所としては、ご自宅に仏壇や神棚がある場合はその前に設置し、なければ北側や西側に設置いたします。また、直射日光が当たる場所やエアコンの真下など、温度が変わりやすい場所は遺骨の状態が悪くなる可能性があるため、避けるか注意を心がける必要がございます。
後飾り祭壇に飾るもの・飾り方
後飾り祭壇を準備する際、祭壇自体は葬儀会社が用意することが多いです。必ず飾るものとしては遺影写真やお位牌、お骨などがございます。二段や三段のものもあり、段数によって飾る位置が変わってまいります。
生前好きだったものをお供えする場合など、飾り切れないものがあるときは、別のテーブルを用意しておくことをお勧めいたします。後飾り祭壇は北側や仏壇のそばに設置するとよい場合も多いですが、飾り方は宗派や地域によって異なります。
仏式の場合は二段か三段のものが多く、素材は白木で制作されることが多いです。白木でない場合、白い布をかけます。上段にはお位牌やご遺骨、中段には写真やお供え物、下段には香炉や線香などが飾られます。神式の場合でも同様に飾られますが、位牌ではなく霊璽を飾る点が異なります。
後飾り祭壇の処分の方法
納骨が終わると後飾り祭壇の役目は終わります。終わった後に片付け、処分をする必要がございます。ろうそくや線香などは各自治体のごみの出し方に従って処分できます。故人を祀っていた祭壇をごみとして捨てることができないという方もいらっしゃいます。その場合は葬儀社に処分を依頼することも可能ですので、ご相談されるとよいでしょう。
後飾り祭壇は一周忌や三周忌といった際にも使用できますので、自宅で保存しておくのもよいかもしれません。
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