相続手続きの基本とは
相続手続きと聞くと、ドラマのように家族が応接室に集まり、弁護士が遺言状を読み上げるシーンをイメージされる方が多いのではないでしょうか。確かにそれは相続の一場面ですが、実際には亡くなった方の財産を、残された方々へ引き継ぐための膨大な手続きの総称を相続手続きと呼びます。
ご家族(被相続人)が亡くなった後、決められた期限内に多くの手順を進める必要があるため、想像以上に時間と手間がかかります。すべてを完璧に理解している方は決して多くありません。
今回は、まず知っておきたい相続手続きのおおまかな流れをご紹介します。
1. 遺言書の有無と相続人の確認
最初に行うのは、遺言書があるかどうかの確認と、誰が財産を受け継ぐ権利を持つのか(相続人)の特定です。相続人には、大きく分けて2つのパターンがあります。
・法定相続人:民法によって定められた配偶者や親族のことです。
・遺言による相続人:遺言書がある場合、その内容に従って指定された人です。
遺言書がある場合は、原則としてその内容を優先して相続人を決定します。
2. 遺産と債務(借金)の確認
次に、亡くなった方が所有していたプラスの財産と、マイナスの財産(債務)をすべて洗い出し、目録を作成します。対象となるものは多岐にわたります。
・預貯金、有価証券(株式など)
・不動産(土地・建物)
・貴金属、宝石、ブランド品
・知的財産権(著作権や特許権など)
これらを目に見える形で整理することが、後のトラブルを防ぐ大切な一歩となります。
3. 遺産分割協議の実施
相続人全員で、どの財産を誰がどのように分けるかを話し合います。
・法定相続分:民法で目安として定められた割合です。ただし、相続人全員の合意があれば、これに縛られず自由に分けることができます。
・遺言による相続:遺言書の内容を尊重して分けます。
注意点として、遺言書が法律に反していたり、法定相続人に最低限保障されている権利(遺留分)を侵害していたりする場合は、内容が無効になったり調整が必要になったりすることがあります。
4. 相続税の申告と納税
相続する遺産の総額に応じて相続税を計算し、税務署へ申告と納税を行います。これには期限があるため、早めの準備が必要です。
おわりに
相続手続きは、何を、いつまでに、どこで行えばよいかを知ることから始まります。聞き慣れない法律用語も多く、思うように進まずに時間がかかってしまうことも少なくありません。
特に相続人が複数いる場合は、全員の署名や押印、戸籍謄本の添付などが必要になり、精神的な負担を感じる場面も多いでしょう。自分一人ですべてを完結させるのは非常に大変な作業です。
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